メンズにとって馴染み深い『理容室』と『美容室』、それぞれの違いについて知っていますか?また、あなたはどちらを利用して散髪をしていますか?
あなたのイメージを決めたり、ファッションの大きなポイントとなる髪型。だからこそ、どこで誰に髪を切ってもらうかはとても大切です。
似ているようで、実は大きな違いや特徴がある 『理容室』と『美容室』 。
本当に満足できる選択をしていただくために、 『理容室』と『美容室』 の違いから選ぶべきポイント、それぞれの見分け方まで、詳しく説明します。
目次
「理容室」と「美容室」 、利用率が高いのはどっち?
『理容室(散髪屋、床屋、理容院、理髪店など)』と『美容室』、世のメンズは実際にどちらを利用しているのでしょうか?
「ホットペーパービューティーアカデミー」が行った、過去1年の男性の美容室・理容室の利用率および利用経験率(2021年上期)に関する実態調査の結果を見てみましょう。
■過去1年の男性の美容室・理容室の利用率■
理容室:44.6%
美容室:34.0%参考:「15~69 歳男女の過去 1 年間における美容サロン利用実態」調査
■過去1年の男性の美容室・理容室の利用経験率■
理容室:65.3%
美容室:51.7%
株式会社リクルートライフスタイル ホットペッパービューティーアカデミー調べ (2021年2月実施 )
利用率、利用経験率ともに『理容室』の方が高い、という結果になりました。
リクルートが2017年に発表した「バーバー新時代( プラスアルファーの付加価値を提供する理容店が増加する)」というトレンド予測通り、ここ数年でお洒落で新しいカタチの『理容室(バーバー)』が増えています。
従来の【理容室・床屋・散髪屋・ 理髪店 =おじさん・古臭い】というイメージから、【理容室(バーバー)=おしゃれ・カッコいい】というように、『理容室』に対するイメージ・トレンドの変化がうかがえます。
●『理容室』に対する新たなイメージの定着が、男性の『理容室』回帰を促したこと
●これまで利用の少なかった若年層の利用者が増えたこと
が、『理容室』の利用増加の一因になっているといえるでしょう。
「理容室」と「美容室」の違いとは?
そもそも 『理容室』と『美容室』 はいったい何が違うのでしょうか?
それは、「理容師法」と「美容師法」により定められている、それぞれの業務範囲です。
『理容室』では「理容師」が、『美容室』では「美容師」が、サービスを提供しています。理容と美容の定義は下記の通りです。
「理容」・・・ 理容とは、頭髪の刈込、顔そり等の方法により、容姿を整えることをいう。 ( 理容師法第1条2項 )
「美容」・・・ 美容とは、パーマネントウエーブ、結髪、化粧等の方法により、容姿を美しくすることをいう。 ( 美容師法第2条1項 )
つまり、理容室(理容師)は容姿を整え、美容室(美容師)は容姿を美しくするという特徴があります。
※理容室は、理容院・床屋(床屋さん)・散髪屋(散髪屋さん)・ 理髪店 ・メンズサロン・バーバーなどと呼ばれることもあります。
※理容室ならではの「顔そり」は、理容師にしか認められていません。
「理容室(師)」 は技術力、「美容室(師)」はデザイン?!
法的な定義を理解したところで、ここからは実際に利用するときに気になる「デザイン性」や「技術力」の違いをみていきましょう。
理容室(理容師)は散髪のスペシャリスト
理容師は国家試験でどれだけ正確にまっすぐ切れるかの審査を受けます。
長さを正確に切りそろえたり、ツヤを出しながら面をキレイに切りそろえる高いカット技術がなければ、理容師免許を取得できません。そのため、理容師に任せると出来上がりに差がつきにくいといえます。
流行りに敏感な理容室(師)に行けば、デザイン・技術ともに満足のいく仕上がりが期待できるでしょう。
美容室(美容師)はデザインのスペシャリスト
美容師は感性で散髪をし、お客様の悩みや希望に合わせて髪型を仕上げていきます。
相性やセンスの合う・合わないによっては、イメージ通りの髪型にならない場合がありますが、 美容師は一般的に高いデザイン性とセンスを持っているため、流行りのヘアスタイルを作ってもらえるでしょう 。
「理容室」と「美容室」の見分け方とは?
「理容室」と「美容室」、違いは分かりましたが、どう見分ければいいのでしょうか。
店頭に「赤・青・白」のしま模様がクルクルと斜めに回転するサインポールがあれば、そこは「理容室」です。
ただし、近年は「美容室」でも、条件を満たせば「理容室」登録をすることが可能になりました。
また、「理容室」であっても、店の雰囲気やメニュー、ターゲットによってはサインポールをわざと置かない店もありますので、サインポールがない=「美容室」とは限らなくなっているようです。
なぜ「理容室」にはサインポールがあるの?
サインポールの由来は、中世ヨーロッパまでさかのぼります。
当時、理容師は外科医も兼ねており、「理容外科医」と呼ばれていました。
「瀉血(しゃけつ ※血液を抜くこと)」の手術で利用される赤い棒のことを、「Barber-surgeon’s pole(利用外科医の棒)」と呼んでいましたが、その赤い棒は手術後に白い包帯と一緒にお店の軒先に干されていました。
風が吹くと、赤い棒に白い包帯が巻きつく…その姿が現在のサインポールの元になったといわれています。
17世紀以降に「外科医」と「理容師」が別々の職種に分けられたとき、理容師は青を利用することになり、 赤・白・青の3色 が理容師の看板として使われることとなりました。それが、サインポールとして現在まで続いているのです。
何気なく見ている理容室のサインポールですが、こうしてみると古い歴史をもつ看板だということが分かり、なかなか感慨深いですね。
「理容室(理容師)」と「美容室(美容師)」には、それぞれ違いと特徴があります。
あなたの目的に合わせて選択し、 満足できる場所を探してください。
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